当店でお手伝いさせて頂きました
まず、こちらの物件は、アメリカの建築家フランク・ロイド・ライトの建築を手本にされております。
F・L・ライトはプレーリースタイル(草原住宅様式)と呼ばれる、大地を這うような自然と一体化した
住宅を数多く設計したそうです。
日本国内にも建物が残っていて、旧帝国ホテル(愛知県の明治村に移築保存)、
1F畳リビング
お正月、お誕生日など親戚が集まることも多いご家族ということで、
用途に応じてセッティングを変えられるように、上げ床式の畳スペースが設けられております。
この畳スペースは泊まり客の寝室にもなり、用途を限定しない畳敷きの長所が十分に発揮されます。
以上のことを考慮し、ニチベイの和風プリーツスクリーンもなみを選択、遮光性のベージュの生地に
ほんの少し色のついたレース生地を上にしました。
畳リビングとリビングの境には、遮光性の濃いブラウンのロールスクリーンを取付、
ひもやチェーンが邪魔にならない様にハンドル式にして、グリップハンガーをつけました。
もなみに隣接する窓には、カーテンを採用。
カーテンレールも少しのレトロ感のあるアンティーク調のレールです。
お庭に出やすいように1間の掃き出し窓を片開きにしました。こちらは、息子様のアイディアです。
マナトレーディングの舶来高級タッセルです。空間のなかに、1点ワンポイントで目を引く部分をつくる
だけでぐっと全体のグレードを引き立たせます。さすが、ハウスメーカーのインテリアコーディネーター
です。
ウイリアムモリスと言えば、「家の中に美しいと思えないものは置かないこと」という言葉は
あまりにも有名です。
2Fのゲストルームです。
この物件の立地は相模湾を見下ろす高台です。天気のいい日は海をパノラマで見渡せる窓になります。
より開放感を感じられるように、また将来、視界を遮る建物が建ったとしても、プライバシーの保たれる
縦型プラインド・ラインドレープを採用しました。
ここから眺める相模湾はまさに絶景です。
2F ゲストルーム 寝室です。
なんといってもこのお部屋のカーテン選びが一番大変でした。
ICのS様のイメージをお伺いし、たくさんのサンプル帳の中から探し出した生地です。
薄いグリーンの壁紙に、幾何学の柄模様の裏地遮光付きカーテンです。
レースも薄いブラウンのシックな雰囲気になるようなレースをお選び頂きました。(ご夫妻のチョイスです。)
今回、ハウスメーカー様、S様、施主様のご家族皆様、とっても良い方々で大変感謝しております。
特にS様の商材選びはとても勉強になりました。
この度は誠にありがとうございました。
最後に↓
とってもかわいい照明がついていました。
3つともデザインが違います。(フッ・・さりげない・・・)